マラソン大会のオンシーズンと言えば11月〜3月頃が最盛期となりますが、これから初マラソンに参加しようとしている皆さん、練習はどの様にされてますか?
長距離走のLSD、ペース走にトレイルや体幹トレ。
どれもトレーニングとして素晴らしく、間違いなく皆さんの走力のベースアップの基礎になるでしょう。
私はペース走と、体幹が苦手ですが(笑)
しかし、【ある状況】を経験していないと、日々積み重ね力を、待ちに待った大会で発揮出来なくなってしまう…そんなシュチュエーションがあります。
大会当日の悪天候・雨です。
マラソン初参加の方で、これに遭遇するのは酷だと思うものの、マラソンはオールウェザースポーツなので、警報クラスでなければ大会自体は行われます。
この日の為に準備して、トレーニングを重ねてきた!今までの練習の成果を発揮するんだ!…の日に限って、初めての雨ランニングがレース…全然ありえます。
今回はそんな雨に対策ではなく、耐性を持つべく、シャワーラン(雨の中でランニング)のお話しをして行きたいと思います。
- シャワーランのメリット
- シャワーランのデメリット
- 行う時のポイント
- 状況別行動
- まとめ
シャワーランのメリット
何はともあれ、経験した事が有る。に勝るものは無く、知っているか知らないかの違いが、あまりにも大きいです。
特にオンシーズンでの経験が得るものが多いと思います。
やはり夏場のシャワーランと冬場のシャワーランではあまりにも違いが有り、夏場のシャワーランでは逆に快適と言う声さえ出るくらいです。
反対にオンシーズの冬場は冷え込みに上乗せで、雨に濡れ、体温も奪われていく為、非常に体力を消耗します。
さらに衣服・シューズが水分を含むことで、重量加算に可動域の減少等も起こります。
それらの事をいざ大会当日に、初めて味わう事が、どれほどの身体負担&心的ストレスになるか…。
ハッキリ言って、前もって経験してしまい、対策を立てようという事です。
- 実際に走った感覚を知る
- 濡れた衣服でのトラブル(擦れなど)の確認
- 雨対策グッズの使用確認
上記3点は少なくとも経験しておくことを、オススメします。
シャワーランのデメリット
ただただ体調不良になる危険性が、快晴ランに比べると、格段に上がるだろうという事です。
体は冷えますし、路面も滑りやすくなっている場所もあります。
もちろん目にも雨は入りますし、呼吸も乱されます。
ただし、それらを承知の上で経験しておきましょう!という提案ですので
ある程度の忍耐と覚悟は必要です。
行う時のポイント
濡れることが前提ですので、まずはご自宅の玄関に、帰ってきた時すぐに体を拭き、お風呂に入れる準備をしていると良いです。
やはり晴天時に比べると、凄まじく体が冷えますので、準備しておくことがオススメです。
また、参加予定の大会距離の間、ずっと降り続ける事も、当然の様にありますので
ある程度の時間と距離は経験しておいた方が良いと思います。
また、レースのコース状況も再現出来るなら、それも経験した方が良いです。
特に河川敷でのレースイベントでは、非常にぬかるむコースも多いので
知っておくと、対応も立てやすくなります。
状況別行動
問題はいつから雨が降っているのか?です。
レース開始前の待機場所からなのか、数km走ったところなのか
レースゴール間近なのか…はたまた一時的短時間豪雨かもしれません。
そこでの判断は、いつ対策アイテムを使用するのかが重要です。
例えば開始直後、手袋をしていて大雨に遭遇すると、手袋は水分を含み使い物にならなくなる可能性があります。
それなら降り始めに手袋を外し、濡れない様にして、雨が止んだら再び装着など、状況に応じて
アイテムの使うタイミングが肝心になってきます。
ポンチョもポーチに忍ばしていれば、突然の雨にも対応できます。
収納出来るポーチを持っていれば、何度でも着脱可能なので、ポンチョはかなり使いまわせます。
まとめ
私とりむね自身、日々の練習の中で今では雨が降っていれば、ランオフにしようと、長らくシャワーランをしておりませんが、過去レース中、雨に見舞われた時の事を思い出して、今回の記事を書かせてもらいました。
その時はフルマラソン中ほぼ90%雨でしたので、非常にキツく、こんなにも雨は身体・パフォーマンスに影響するのかと、驚いたものです。
シャワーランはしていたものの、10kmオーバーの経験がなかったので、とにかく気合いで乗り切った大会でした。
振り返れば、対応策は沢山ありました。
この記事が雨のレースを経験したことが無いランナーさんの、助けになれば嬉しいです!
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